夜桜乱舞 2023/03/24 富山市(松川べり) 夜桜、特にライトアップされた桜の写真をキレイに撮ろうと思うと意外と難しい。・・・意外と、というか個人的には撮るのが嫌になるレベルで大嫌いだ😁 その理由は3つあって 1. 桜を照らすライトの光のせいで、明暗差が強く、強く、超強く発生するので露出に迷う 2. 桜を照らすライトの種類が複数ある環境下では色温度、ホワイトバランスに迷う 3. 1、2の制限で構図の幅が狭くなりがち という3つの理由だ。 その場ではとてもキレイだと思う景色が、レンズを通してカメラの中に映像として入った時点でコレジャナイ景色に早変わりするのが猛烈にストレスになる。 これを解消するカメラセッティングについてのHow toはググってみれば山ほど出てくるし、更にいうならChatGPTでAIに聞いてみるのも有効かもしれない。きっと有用な回答を出してくれるだろう。 いや、それならAIにもう画像生成させたほうが手っ取り早いか😁 個人的には ・三脚必須 ・5秒セルフタイマーでカメラのブレは極力止める ・感度はせいぜいISO400ぐらいまで ・f2.8のレンズで開放~f5.6ぐらい ・あとはホワイトバランスやシャッタースピードはオート それぐらいだ。使ってるレンズはSIGMAの24-70mm f2.8 Art、 その結果撮った写真はと言うと、 2023/03/25 松川べり(富山市)にて撮影 ILCE-7RM2 ISO400 f9 3.2秒 絞り優先 WBオート 松川に映る桜のリフレクションがキレイだな、と思い三脚を立てて撮影した1枚だ。 風景写真としてはお世辞の上手な方なら「ふーん、まぁキレイね」と言ってくれるかもしれないが、まぁ良くてそれまでだ。現実の記録という意味ではある意味正解だが写真で何かを表現するという意味では多分3流なのだと自分は思っている。 撮影者の構図の残念さは棚に上げるとして 、この松川べりの夜桜には光源が大きく電球色光と白色光の2つありそれらが交互に桜の木を照らすよう配置されている。 そのため、 ・手前の白色光に照らされた桜の枝がまるで青ざめた顔の幽霊のようにニョキッと存在を主張し奥の水面と桜並木の印象を大きく損なっている ・右岸と左岸で光量差が大きくあり特に左岸が暗く写ってしまっているので桜の花の色が映えない ・水面の桜のリフレ