スキップしてメイン コンテンツに移動

利尻島・礼文島内の移動手段は何が最適解か問題🤔

 今年の夏休み、愛車を引き連れて利尻島と礼文島を巡ったわけですが交通費は結構いい値段しました。そこで思ったのは一体何が正解で一体何が最適解なんだろうか、と。つまりコスパが最も良い移動手段はなんだろう、と。


利尻島👉️礼文島行きのカーフェリーにて
2024/09/16撮影
利尻島~礼文島間のカーフェリー運賃は 8,050円でした💦



具体的にどれぐらい費用がかかったのかというと、以下の通り。(乗員はドライバー1人のみ)

①稚内→利尻島 (鴛泊港)
乗用車4m00cm~4m99cm (WEB) 22,000 JPY


②利尻島(鴛泊港)→礼文島 (香深港)
乗用車4m00cm~4m99cm (WEB) 8,050 JPY


③礼文島→稚内 (稚内港)
乗用車4m00cm~4m99cm (WEB) 24,650 JPY


各航路の合計で 54,700 JPY かかっている。ちなみに新日本海フェリー新潟ターミナルから小樽を往復すると割引込みでカーフェリーは 52,250 JPYだ。ぶっちゃけ移動距離単価で見ると新潟~小樽間よりも遥かに利尻島・礼文島航路のほうが高いことになる。


もちろん利尻・礼文に愛車を持ち込むメリットはめっちゃ有る。

・最高の機動力を得ることができて、あらゆる時間帯に島の隅々まで移動できた。

・愛車と一緒に礼文島の最北、スコトン岬を訪れることができた。

・カメラの撮影機材一式(三脚、超望遠レンズ、その他諸々)を持ち込むことができた。

・車中泊で宿に宿泊するコストが削減できた。

この4点がお値段以上の価値があったと思っている。


そのおかげもあって以下の写真が撮れたわけですし🆗

スコトン岬にて、愛車と

夜更けの姫沼にて天の川と利尻山

利尻島 二石海岸公園から見た北海道本土から昇る朝日



ちなみに車を持っていかなかった場合を考えてみる。

上記①②③の航路を人間だけ2等船室(いわゆる雑魚寝)で移動すると7,420 JPYかかる。

車はハートランドフェリー稚内ターミナルの駐車場に駐車するとする。1,000 JPY/日✕2日分


荷物はもちろんバックパックに入れて、ちょっと手で持てる程度に厳選が必要だろう。1泊2日の着替えとアメニティ類。カメラ機材は標準ズーム1本と、あとは85mmの単焦点か超望遠ズーム1本ぐらい?かさばって重さも2kgある超望遠レンズはちょっと無理。三脚はギリ持ち歩けるかな。


島ではレンタカーを借りるとする(トヨタレンタカー)

ヤリスを利尻島で24時間借りて20,350 JPY、

礼文島で6時間借りて14,190 JPYだ。


お宿、利尻島鴛泊港のど真ん前にある定番のお宿利尻富士観光ホテルさんに1泊2食付で宿泊するとお一人様概ね22,000 JPY~


車を持っていかず、離島のサービスを利用しながら旅をした場合のモデルケース
合計  65,960 JPY !!!

車を持っていくより高くついてる🤯

もちろん移動手段のレンタカーを軽四やe-bikeにする路線バス移動にする、宿を民宿素泊まりにするまたはキャンプにする、ということでガッツリコスト削減はできるだろうけど、軽四はさておきe-bikeや路線バスだと移動時間の制限で目的地での行動時間が減少したり、夜間・早朝の活動ができなかったり、失うものが結構あるだろう。


・・・そう思うと、愛車(自家用車)を離島に持ち込むのは実はそう割高感は無いのかな、と思ったりもしました。ただ、元もこもないオチを付けると原動機付二輪が攻守最強と個人的には思います😂

そこそこの積載能力と抜群の機動力の割に船の運賃が超安い、と。ねぇ。2輪の免許取ろうかしら😁


ちなみに自転車の旅もアリだとはおもうし、実際そういう人もいらっしゃった。

利尻島も礼文島もレンタサイクルはあるし、利尻島はサイクリングロードからしか見えない景色もあるので、島内をよりじっくり見て回りたいのだったらありだとは思う。ただ注意点が2つある。

・どちらの島もそこそこアップダウンがある

・風が吹きやすい場所なので、向かい風になると死ねる

という点だ。坂は地図を見たらわかるので予想はしていたのですが風は盲点だった。利尻島に訪れたときが結構風が強めに吹いていたのですが、案の定電動アシストが無い自転車乗られている方々は死にそうになっていいましたw

あと勾配も海岸線だけでなく海岸線から少し島内の内陸に向かうと、いわゆるヒルクライムになります。特に礼文島のトド島展望台や桃岩展望台、普通に山の上です。こういう状況を踏まえると、島内はe-bikeか原付きで移動するほうがいいだろう。



これらの議論はウチ一人ソロの一人旅をモデルケースとした場合だ。

移動する人数と健康状態(足腰が悪いとか諸々)を考慮すると最適解も変わってくる点は注意いただきたい。それらと、旅の目的をインプットに移動時間とコストを天秤にかけて結論を導き出すのが、その人の最適解ということになるのだろう。自分はやっぱり愛車持ち込むのが今のところ最適解、という結論に至った、至ったというか納得させた?w😂



礼文島、トド島展望台への道すがら。
トド島展望台は路線バス走ってないので個別の移動手段がないと到達はできないだろう。


コメント

このブログの人気の投稿

高ボッチ高原(2023/11/25)

2023/11/25 05:58 AM 高ボッチ高原 みはらしの丘より 富士山をみたいな、と思って高ボッチ高原へ足を運んでみた どうせ北陸は荒れ模様の天気で外の活動はできないし 12月から高ボッチ高原は道路が冬季閉鎖で来れなくなる し チャンスはこの週末しか無い、ということで 金曜日の夜に仕事を終えた後、愛車に車中泊のアイテムと撮影機材を詰め込んで雨の北陸を飛び出した ちなみにこの週末は極寒予報(岡谷~塩尻あたりで氷点下2℃ぐらい) 標高1665mの高ボッチ高原はもっと寒くなることを見越して雪山装備ガチ武装です 寝袋もコールマンのマイナス15℃対応のもので極寒の夜に備えます (結果から言うと寝汗かくレベルでこの寝袋暑かった笑) 行きは安房峠の麓、奥飛騨温泉郷あたりから雨がみぞれに 安房峠は雪でしたが長野県側に入り松本まで下ると晴れていました 高ボッチ高原へのアクセスなのですが、現在は南側の塩尻方面からは災害復旧工事のため来ることはできず、西側の崖の湯温泉から来ることになるのですが・・・ 兎にも角にも道が悪い🥺 ボッコボコ、狭い、路肩も悪い 特に足の硬いうちの愛車(SUBARUのLEVORGという車)にはかなり酷な道路 ・・・油断すると下回りヒットします 最低地上高も低いので段差や道路のうねりはとても気を遣います💦 この道路は塩尻市道高ボッチ線というらしいですが 酷道険道の並びでいうと市道ならぬ死道です🥺 ローダウンした車は絶対底すると思う そんなこんなで時速約20kmの微速走行で、高ボッチ高原、みはらしの丘着 午前0時、気温氷点下1℃ 週末の晴れ予報ということもあり第一、第二駐車場ともに混雑していました ただ・・・ 車中泊するのは大いに結構なのですがエンジンかけて過ごすのはマナー違反 でしょうよ。。。至る所エンジンのアイドリング音だらけで日の出前まで寝て過ごそうと思ったのに全然寝付けませんでした ハイブリッド車だとエンジンが不定期に掛かってアイドルアップするからかなりうるさいんですよね。。。なぜ俺の車の隣に停めるんだ、と😡 寝不足のまま午前4時、みはらしの丘 04:06 AM 午前4時台はガスが晴れ、夜景を楽しむことができた 目を凝らすと背後には富士山の大きなシルエット このあとの空の変化と景色が期待できるかと思っていたら5時台はみはらしの丘が雲の中に入って

道外在住者が冬の北海道を愛車で旅した際の装備や服装など

2024/01/04 16:06頃、ビーナスベルトと十勝岳連峰 中富良野町の路地裏にて 2023年~2024年の正月休みは愛車のレヴォーグで冬の北海道を旅しました。 走行距離は概ね2000km、冬の北海道旅にしてはなかなか良く走ったと思います。 冬の北海道は本当に素敵な景色がたくさんあります。 その反面「試される大地」とネットミームになるぐらい厳しい土地であることも確か 。そんな試される大地に愛車で凸するに当たって準備したものや、服装、その他旅のプランニングの考え方などをこの投稿ではまとめます。 トピックは 1. 愛車を北海道に持っていくメリットとデメリット 2. AWDは絶対必要か? 3. 車に積んでいった装備 4. 服装 5. 旅の計画の考え方 の5点を説明します。 1. 愛車を北海道に持っていくメリットとデメリット 普通はお住いの地域最寄りの空港から新千歳に飛行機で行って、レンタカー借りるなり公共交通機関で旅をするのが一般的と思いますが、わざわざ北海道に高い船代と長い移動時間を要してまで車を持ち運ぶ意味は?と言いますと 結論から言うと、車の運転が大好き、または車中泊で旅したい人はアリ。 それ以外の人はレンタカーか公共交通機関移動が良いです。 メリット 2024/01/03 天に続く道(始点側)にて ◎冬の北海道を愛車とともに旅できる、という特別な体験 ◎シビアな路面コンディションを、使い勝手がよくわかっている車で走る安全性 ◎車中泊前提の場合は宿代のコスト削減 ◯かさばる冬の荷物もお土産も、ドアtoドアで気にせず持っていける もちろんこの前提には  ・車にはスタッドレスタイヤを装備している  ・雪道を運転した経験が多少でもある という条件が含まれます。雪道をほとんど運転したことがない場合はレンタカー移動も避けるべきです。雪道アイスバーンにおけるアクセルやブレーキ、ハンドルの微妙な操作はやはりテクノロジーだけでは解決できない人のスキルでカバーする部分もあります。スタッドレス無しは論外としてもオールシーズンタイヤも冬の北海道の道では凍結路面に対応できずお薦めはできません。 あまり運転に自身がないなぁ、という普段お住いの地域が雪国でない方は厳寒期の長野県北部(白馬や、後は志賀高原、ビーナスライン)あたりで練習するとよいかもしれません。路面状況がそこそこ似ていますので

枝折峠の夜明け、2023年度最終日

 佐渡ヶ島旅の帰り道 3連休はまだもう1.5日ある 行きたい場所があったので直江津から更に東に愛車を走らせました その場所というのは 枝折峠 新潟県魚沼市の山奥、奥只見方面にある峠です 運が良ければ山の斜面を流れる雲海の滝を見ることができます 👇こういうの👇 新潟観光ナビのWebより 一度ナマでこの景色を見て写真に撮ってみたくて 佐渡ヶ島を150km自転車で走ってちょっと足がピキピキキテるところではありましたが気合い入れて運転してきました😂 ・・・と言いますのも、この枝折峠がある 国道352号が11月6日から冬季閉鎖 になるため2023年度に来る場合はこの日が最後のチャンスだったというのもありまして💦 結論から言うと雲海・・・見れず!! 日の出前 日の出後 景色は美しい ただ期待した景色は見れなかった😭 タイムラプスで動画もとってみました 雲海が出たらさぞかしきれいな景色だったのでしょう。。。 ・・・まぁ来年につながる収穫はあったのでヨシとします といいますのも ・枝折峠までの国道352号、ほんとうに酷い酷道です ・枝折峠、駐車場ありますが前日入からの車中泊不可避です ・トイレは10月31日で閉鎖 ・写真撮るならハーフNDフィルター必要 ということが現地に行ってわかりました🥺 とりあえず酷道352、狭い、交通量多い、すれ違いポイントあまりない なかなか過酷です 行きはシルバーラインで魚沼市宇津野まで抜けたほうが良いですが 南から枝折峠を目指すルートは夜だからすんなり来れただけだろう 早朝は枝折峠目指す車とシャトルバスで混雑します 運転に自信のない方、酷道走り慣れてない方はオススメできない かと言って北側からくるルートも同様(帰り道は交通量少なくて楽でしたたまにマイクロバスきますがw) そして駐車場ですが第一駐車場と第二駐車場とあり、合計2、30台は駐車可能ですが一瞬で埋まります 枝折峠の第一駐車場前 シャトルバスのりばになっているので誘導員が立っています 枝折峠の第二駐車場側、酷道352号沿いに枠がいくつかあります 午前4時、もちろん満車で更にやってきた車が駐車できず折り返して帰っていく?光景が多数見られました 「日の出2時間ぐらい前に到着したらいいね」と思ってくると確実に駐車場難民になります 自分は前日11月4日の18時頃に現地入りして余裕で駐車できま