姫川温泉瘡の湯（くさのゆ）

 

姫川温泉の源泉施設前にて

新潟県糸魚川市～長野県白馬村・安曇野市方面をつなぐ国道148号

糸魚川以南はかなり山深い中を突っ切る道ですが主要幹線道路で厳寒期でも大型トラックがものすごい勢いで駆け抜けていく道でもあります。実はこの道、沿線沿いには何箇所か温泉地があります。

個人的には白馬に抜ける通過地点でしかなかったので、せいぜい道の駅小谷（「おたに」と見せかけて実は「おたり」と読む）による程度でしたが「たまには糸魚川界隈も散策してみようと」ということで脇道に入ってみました。結論から言うと超良かった！😇

場所はこちら

白馬村に抜けるまではトンネルやスノーシェードがたくさんある、合間の平岩交差点を入って行きます。手前にかなりくたびれた温泉を案内する看板はあるのですが入ろうとは思わないですよねぇ・・・🙄

瘡の湯さん、かなりひなびた日帰り温泉施設です。入湯料は大人一人700円

Webには600円の案内がありましたが、おそらく古今の物価高で値上がりしたのでしょう。たまにしか利用しない側にとっては些細な問題だと思います。

施設内は集会所のような結構ユルい空間。管理人のおばあちゃん、ランチ中だったようで館内はラーメンのいいい匂い😁

奥の扉から浴室に続く廊下に行くことができます。

廊下、手前が男湯で奥が女湯です。

脱衣所は少し窮屈な感じ

ロッカーが何故か100円返却タイプと簡易鍵のタイプと2種類ある謎😁

ただ簡易鍵タイプのロッカーはストラップが鍵に着いていないので浴室に持ち込むにはちょっと無理だから貴重品入れ？使い道がよくわかりませんでした。

浴室、洗い場が4席ありますがシャワーは1つだけ、後は蛇口。

誰もいない空きを見計らって浴室こんな感じ

源泉かけ流し、と言うにはかなり生易しい勢いで浴槽に源泉が注がれ続ける♨

まさにドバドバ温泉まつり

お湯は42℃らしい、この時期にはちょうどよい。カルシウム成分そこそこ含んでいるようで浴槽の壁や手すりには温泉成分が固まっていました。成分表によるとナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉だそう。バルコニーがあり、そこで湯冷まし🆗

どうもここのお湯推奨の入り方は

　・湯船に5分ほど浸かる

　・外に出て湯冷まし

　・上記を2セット以上繰り返す

というのがいいらしい。確かに気持ちよくて長風呂が捗るし湯上がりも汗が止まらない。

夏場は少し暑すぎるかな～と思うお湯も、厳寒期の今はいい感じ。

湯上がりにヤクルト（っぽい乳酸菌飲料）サービスでもらえます😁

湯上がりに温泉街を少し散策

くたびれた姫川温泉と街頭がいい感じ

鉄塔っぽいナニかは国土交通省北陸地方整備局の松本砂防事務所（大所中継所）の施設の一部

ホテル朝日荘さん

閉業したホテル？と思いきや、営業されています。はるか昔はスキー場もあったらしいですが現在は周囲に何もなく、宿泊の目的が湯治以外あまりなさそうな印象はありました。

源泉施設付近、湯量豊富すぎて道路の路肩にも溢れ出していました

暴れ川で有名な姫川

1995年に大規模な水害を経て、現在は護岸工事なども行き届いていてきれいになっています。

2日前に北陸地方は大雪に見舞われたのですが、この界隈は思ったほどガッツリ積もらなかったようです。至って普通の12月の景色かな、と思いました。

灯台下暗し、思ったよりも良かった通過地点、姫川温泉。またお気に入りスポットが1つふえました😇

帰りに糸魚川市、ちょっと気になっているベーカリーによってみました

atelier hasamu(アトリエ ハサム) というお店

月・木・日の12時～15時（売り切れ次第閉店）というなかなかレアなお店。割と新しいらしい。きれいな店舗。糸魚川の鄙びた町並みには少し不釣り合い？オシャンティなお店です😁

atelierという世界観は割りと嫌いじゃないな、と思った。けど例えばフルーツ満載のデニッシュや、サックサクのクロワッサン、小麦たっぷりのバゲットが並んでいる・・・というわけでもなく、その変はなんというか糸魚川ローカルクオリティと言いますか😁ほんの少し漂う手作り家庭パン感があるのが面白いなって思った。美味しかったよ、うん😋

今回の糸魚川探索はここまで

See ya👋

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